ジャニオタという切り口

『ジャニオタ』という切り口

平野くんと二宮くんと、ときどき宇野くん

紫耀くんへ

From Your Tiara
 
 
紫耀くんはいま、どんな想いを抱えて過ごしているのかな………。
 
 
 
 
 
 
11月4日の発表は
 
 
 
あまりにも唐突な出来事で、
 
ショックが大きすぎたし、
 
 
限られた情報だけでは何とも言えなくて、
 
 
何か言おうにも、すぐには相手を思いやるところまでできない、
 
誰かを責める言葉しか出てこないと感じたから、
 
SNSでは何も発言できなかった…。
 
 
 
 
 
そこからちょうど、二週間。
 
 
 
 
 
少しづつ本当にごくわずか、
 
かけらのような部分だろうけれど、
時間とともに見えてくるものはあって、
 
こうして言葉にするに至りました…。
 
 
 
 
 
(ながいよ、ドラマの撮影に忙しい紫耀くんが読むのには向いてないよ)
 
 
(前半は書くに至るまでの私の感情の経緯なのでとばしてもらって、紫耀くんへのメッセージは後半に書いたよ)
 
 
 
 
 
 
 
 
振り返ると、知ったその瞬間は、
 
 
 
・・・・・・どういうこと????!????
 
 
意味がまったくわからなすぎて、フェイクニュースかエイプリルフールだと思った。
 
なんで?じゃなくて、どういうこと?!!って混乱する気持ちしかなかった。
デビューしてからこの4年間を見てきてそんなこと起きうるはずがないって思っていたから。
 
 
でも、FC動画で5人が話している姿を見て、初めて本当のことなんだって気がついた。
 
 
それでもまだ、これが、現実なのか……?!!⁇
って信じられない気持ちで、混乱して全く受け入れられる状態ではなかった。
 
 
 
あまりにも、あまりにも、唐突な発表だったから。
 
 
 
そんなことが起きるなんて
予想も、考えも、してなかった。
 
 
 
まさに、幸せな気持ちでスキップしてたら急に谷底に突き落とされたような気持ち。意味がわからなすぎる。
 
 
 
 
それに、FC動画を見ても納得できる理由は一つもなかった。
 
 
どうして、なんで?という気持ちがうまれただけ。
 
 
 
時刻が日にちをまたぐ頃になっても
 
この感情をどこに向けたらいいのか、どうやったらおさめられるのか、見当もつかなかった。
このまま何も考えずに寝るなんて不可能だし、でも考えても何もわからないし。
 
 
とりあえず家の中にいてもしょうがなかったから外に出ようと思った。
 
歩いていたら近くのスーパーがまだ空いていた。
 
紫耀くんと同じく、普段全くお酒は飲まない(弱すぎて飲めない)人間なので、自主的にひいては一人で飲もうとするなんて全くもってあり得なかったのだが、
衝動的に、いまこそ、アルコールの力に頼るべきだと思った。7%のレモンサワーとポテチ、いかのつまみを買った。
 
案の定、半分くらい飲んで動悸が激しくなって限界がきたから、ポテチで埋めた腹に水を流し込んだ。
 
ちょっと落ち着いたから横になったところに、同じくキンプリオタクの親友から電話がくる。
 
 
それまで酒を飲み、ポテチを爆食いはしていたけど、涙してはいなかった。
 
混乱した気持ちでいっぱいいっぱいで
悲しいという感情にまで至っていなかった。
 
 
 
でも電話がつながった瞬間、
 
急に何かが外れて、
感情が溢れてとまらなくなった。
 
 
 
 
未来に描いていた希望が絶望に変わり、夢を失ったときの感情だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お互い何も話さずに、しばらくの間、ただ私が延々と泣き続けていた。
 
 
 
 
落ち着いて話せるようになっても、話したところで何もわかることはなくて
 
どういうこと→なんで→わからない……と思考がされたとき、
 
湧き出てくるのは彼らに対する責めの気持ちが、大きかった。
 
 
……なんで?!!……裏切りだよ……!!!5人でいることを捨ててまで目指す海外ってなに?!!
 
5人だからこそ目指せるものじゃなかったの?!!今まで見せてきたものは何だったの……⁇
…5周年は?!!5大ドームは?
 
個人の仕事も充実してきて、
念願の冠番組もできて、
グループとしての方向性もこの1.2年でさらに固まってきて、
パフォーマンスも少しずつ評価されるようになってきて、
 
 
 
 
……これからだったじゃん……!!!!!!?
 
今までは助走期間でここからがスタートだって、5月に言ってたよね?
 
たくさんたくさん重ねてきた話し合いは
グループの意見をすれ違わないように固めるためのものじゃなかったの…?!!
 
こんな唐突にファンとしての夢を壊されるだなんて思ってもいなかった…
キンプリは5人で同じ夢を見てる、って思ってた…
グループのこれからに期待していた…。
 
 
 
決してファンのために犠牲になってほしいわけではない、
自分自身の人生の夢とはまた別のものとして、
 
 
キンプリは 私の「エンターテインメントの世界での夢」 なんだよ。
 
 
これ以上なく完璧で、自慢で誇りに思うグループだよ。
120%の夢を抱かせてくれていたよ。
 
 
・・・紫耀くんが辞めないと無理とまで思うものはなんだったの?
 
5人でいることはどうしても、どうしても、難しかったの?
 
数ヶ月そこらで判断できてしまうものなの…⁇
 
 
 
・・・・・・どうかお願いだから、これまでを噓にしないで・・・・・・
 
 
 
今までがファンファーストすぎるキンプリたちだったから、
動画の説明だけではとても信じられなくて、
これまでファンとして見てきたものといろいろ辻褄が合わないし、矛盾し過ぎていて、
 
とても納得することは、できなかった。
 
 
 
結局朝の4時前まで電話していたけど、
私たちは情報を待つしかない、
 
それが結論だった。
 
 
 
 
翌日。
 
 
キンプるの放送内で何かコメントがあるかもしれないと思い、ベッドから出て待機。
いつもあんなに楽しみにして笑い癒されていたキンプる。
 
 
でもこの日は、
キンプるで楽しそうなキンプリと現実との落差に耐えられず
画面を直視することができなくて、
音量を絞ってスマホをいじりながら聞いていた。
 
 
 
それでも発表から一日が経つと、
もちろんつらいし、しんどい気持ちは変わらないし、受け入れる状態には程遠くとも、
あんな発表をした後も通常通りドラマ撮影やバラエティーで表に立ち、
それぞれの仕事に集中しなければならない彼らの姿を見て、
 
今、いちばん大変なのはメンバーだろうな…
と思いやることができるようになってきた部分も、あった。
 
 
 
とりあえずファンができることは
キンプリのCDを買うこと。
 
そして時間がかかってでも
本人たちの言葉を待つことだ、と思った。
 
 
ファンとしての絶望する気持ちはいったん吐き出して、
夕方以降は週明けの自分の予定に備えなければいけなかったこともあり、
その時点では待つ以外もう他にできることはない、と自分に言い聞かせた。
 
受け入れるかどうかは置いておき、
事実としての認識にとどめて自分のことに集中してなるべく考えないようにした。
 
 
 
…たぶん私の生存本能が働いたのだろう、
 
思ったよりも簡単に心から締め出せた。
 
 
というより、その瞬間は逃げることが心にとってもいちばん負荷が少なかったのだと思う….
 
 
やっと自分のことが落ち着いたのは発表からちょうど1週間後の金曜日。
 
その週は、
月曜日 CDTVで ツキヨミ/彩りSPメドレー披露、
水曜日 ツキヨミ/彩り 発売日、
金曜日 クロサギ
土曜日 キンプる
と盛りだくさんの一週間だったけど、
最高に幸せなものが提供されているからこそ、
やっぱり現実との落差に辛くなるのが目に見えていて全く追えなかった。
 
ツイッターはときどき遠目に開いているので、
彩りでしょうれんタイムがあったこと等なんとなくは把握している。
 
 
でも、正面きって観る心の準備がまだ整っていなくて…。
 
 
クロサギだって待望のドラマ出演。
ストーリーもキャストも最高で、やっと長年待ち望んでいたものが叶った毎週の楽しみ。
でも、先週の発表はクロサギ3話の放送が終わった直後のことだった…。
 
キンプるでも紫耀くんがまた身体能力を発揮しているらしいことは知っている。
でも、心から楽しんで見ることが今はできないから、
そんな気持ちで楽しみにしていたキンプるを観たくなくて…。
 
心がどっちつかずの状態でどんな顔してキンプリを見ればいいかわからなくて…
見るとどうしても頭に現実が浮かんでしまう気がして…。
 
 
 
ツイッターのタイムラインだって大荒れだ。当然のことだけど。
 
平和極まりないキンプリちゃんだったのに、
ワイドショーや週刊誌、様々な著名人にこうしてで取り上げられる日が来るとはな……。
 
公式から説明されていることがあまりにも少ないから、ファンの間でも当然ながら憶測が憶測を呼ぶ事態。
 
というか、何も考えないでなんていられないから、憶測するしかないんだ…。
 
 
 
 
事務所の先輩のコメントもいろいろな立場からあった。
 
たくさんの先輩たちからキンプリちゃんは愛されているんだなと感じつつも、気になったのは
「退所する3人のことも残る2人のことも応援してあげてください。」
という言葉。
 
正しいし、未来では応援してあげたいけど、
今混乱しショックを受けている人たちに向けて言うのは酷だと思った。
 
今ファンが欲しいのは、正しさじゃなくて寄り添ってくれる心。
 
ショック状態が落ち着くより前に応援する気持ちになれるもんか。
この先応援する気持ちになるには、少なからず彼らの選択に納得できることが必要だと私は思う。
 
 
 
 
発表について本人たちから触れられたのは
 
・発表翌日 メンバー5人それぞれのブログ更新
・10日 れんれんの庭ラジ
・11日 SHOWたいむ更新
 
 
少しずつほんのわずかずつではあるけれども、
 
混乱で疑心暗鬼に陥っているときに
メンバー本人の言葉が聞けることは、しんどいながらも救いになる。
 
 
とくに、庭ラジ。
 
声で聞けるのはこういうときすごく大事だと思った。
 
れんれんが、
ファンへの想いを精いっぱいの言葉にしてくれたのが
とてもありがたかった。
今までは噓なんかじゃなかったよね。信じていいよね?って。
 
もちろんまだ明らかにはされないことがほとんどだとしても、
できる範囲で、全員の言葉が聞きたいと、思った。
 
ゲストで交代で話す機会とか作れんのかな、とか思ったり…。
 
 
 
 
未だ、わからないことの方がほとんど。
 
でも、5人のことは信じている。
 
 
 
それをふまえて、
平野担として、私のいまの想いを文章として形にしておきたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
紫耀くんへ
 
 
…想像で書くね、
 
私の検討違いなのかもしれない…。
私のとんだ検討違いで、紫耀くんにはもうすでに次の道が見えているのなら、ごめんね、
 
 
ファンとして5人でいる姿が見れなくなるのはものすごくものすごくさびしいけれど、
次の道が見えているなら、少し安心できる部分もあるよ。
 
だって、紫耀くんの人生を縛ることは誰にもできないから。
 
少しずつにはなると思うけれど、
私もそれを受け入れていきたいと思ってる…。
 
 
 
 
・・・でも、
 
 
 
現時点では次の形がまったく見えていない、
 
 
応援してきた人間としては、先の見えない未来がとても不安なんだ。
 
 
 
 
 
 
 
だから憶測ともとられると思うけど、ファンとして一つ心配していることを書きます。
 
 
 
 
 
それは 
 
夢を打ち砕かれてしまったように 見えること。
 
 
心が折れてしまったように 見えること。
 
 
 
 
改めて、
FC動画の言葉を聞いて
 
紫耀くんの年齢に対する焦り、時間に対する焦りというものは、
 
紫耀くんの人生経験上、すごく大きいものなのかもしれない、と感じた。
 
 
その焦りに、押し潰されてしまったように見えたんだ。
 
 
 
 
そりゃそうだよね、
 
普通の人間なら、
プレッシャーに速攻押し潰されてしまうような責任のある仕事を
限られた時間の中でいくつもいくつもこなし、
振り返る暇もなく、
前だけを見て進んでくるしかなかったよね。
 
 
そうするしか、
紫耀くんの夢に近づける方法はなかった。
 
 
 
これまで
がんばってがんばって
耐えて耐えて
 
精いっぱいでずっとずっと
やってきた。
 
 
その姿に勇気と夢をもらい、
尊敬もしてきたけれど、
 
紫耀くんにも、限界があるよね。
 
 
 
それでも、踏ん張って頑張ってこれたのは
「ジャニーさんや、ファンとの夢」があったから。
 
 
それだけを心の頼りにしてきた支えが失われてしまったとき、
 
いま 紫耀くんの心を支えてくれるものはあるのだろうか……。
 
 
 
メンバーがいるから大丈夫、とも思っていたけれど、
 
紫耀くんだけでなく、キンプリちゃんは全員あまりにも素直で純粋で、切磋琢磨してひたむきに努力を重ねてきた人たちだから、
今回このような決断になってしまったことに、今は5人全員が心配でたまりません。
 
 
こういうときに、全員で支え合うキンプリだったからこそ、この先の未来が私にはまだわからないよ…。
 
海外を理由にした結果が
メンバーと離れるという結論になることが、
 
現状ではどうしても理解できないんです。
 
 
 
 
…何かはわからないけど、このような決断をするには海外だけではない、相当の理由があったはず。
 
デビューから4年半、キンプリを見てきたファンとしては
そうとしか、どうしても受け止められないんだ。
 
 
 
 
 
 
その理由はきっとすぐには表に出せないのだろうけど、
 
いつか聞いて納得できる日がきて欲しい、
 
 
 
 
 
 
でも、願わくば、ずっと5人でいてほしい。
 
 
 
 
目指す世界は5人のものであってほしい。
 
 
たどり着いた景色を見るとき、
横にいるのは れんれん、海ちゃん、岸くん、じんぐうじ の4人であってほしい。
 
 
 
 
紫耀くんがいま何を考えているのかは、わからない
 
でも、紫耀くんを見てきた1人のファンとして、
 
 
 
 
 
紫耀くんの夢への最短距離は、
 
きっと いま 隣にいる4人が 持っている
 
と そう思う。
 
 
 
 
 
 
誰が欠けても叶えられない、
5人でアベンジャーズなんだって、
 
 
 
紫耀くんが誇りに思ってきたメンバーこそが、
その答えを持っていると、私は、思うよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・紫耀くんを含め、退所すると発表した3人がそれぞれに固い意思を持って決めたことなんだとは、思う。
 
またなにか、新しいことを知って、
私の心が変わることもあるのかもしれない。
 
でもいまは、その内容がわからないから…
 
 
 
 
 
だから、
 
せめて今だけは、
 
 
本当に退所するその当日までは、
 
 
 
どうか 5人で見る夢を 信じさせてほしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
p.s.
 
もちろん心変わりしてくれても全然いいんだよ、、、!?
 
 
むしろ待ってるよ……。
 
 
 
 
それまで、できる限り、がんばるよ
 
 
 
 
 
 King&Princeが見せてくれた夢を信じてきたティアラの1人 より